デッドリフトの記録を比べるなら、毎回の構えをそろえる
要点
デッドリフトは足の上にバーを置き、すねを近づけ、広背筋に力を入れて呼吸で体幹を固め、腰を肩より低くして引き始める。Men's HealthのEbenezer Samuelは初心者に軽い重量で6〜8回 × 3〜4セットを勧め、毎回の構えを確認するよう説いている。fairliftではフォームをそろえた反復から1RMを記録し、120kgを6回ならEpley式で推定144kgとなる。
バーが床を離れる前に、デッドリフトの準備は済ませておきたい。バーが遠かったり、体幹が緩んでいたりすると、同じ重さでも引き方が変わる。fairliftでビッグ3の伸びを見るなら、重量と一緒に毎回の開始姿勢もそろえることが大切だ。
引く前に何をチェックする?
- 距離:バーの下に足を入れ、すねを近づける。前方に離れたバーへ手を伸ばしたまま引き始めない。
- 背中:広背筋に力を入れ、バーを軽く引いてプレートとの遊びを取る。急に引っ張る前に、張力をかけておく。
- 呼吸:引く直前に深く息を吸い、腹部と脇腹を締めて体幹を固める。重りが動き出す前に準備を終える。
- 高さ:腰は肩より低い位置に置く。首を反らして上を見ず、バーを体に沿わせながら足で床を押す。
- 立て直し:床に戻したら距離、背中の張り、呼吸、腰の高さを再確認する。6〜8回のセットでも、毎回の引き始めを丁寧につくる。
握り方と引き切った姿勢では何に気をつける?
Men's HealthのEbenezer Samuelは、できる限り両手とも順手で握ることを勧めている。片手だけ逆手にするオルタネイトグリップは滑りを抑えられる一方、左右の広背筋や背中中央の使い方に差が生じ、体幹の回旋を抑える負担も増えるという。バーから離れすぎる構えや、腰が高すぎる姿勢にも注意したい。引き切ったら臀部を締めてまっすぐ立つ。そこから腰を後ろへ反らす必要はない。
初心者はいつ、どれくらい練習する?
Samuelが示す導入の目安は、軽い重量で6〜8回 × 3〜4セットだ。脚、背中、全身を鍛える日は、疲れる前の最初の種目にデッドリフトを置く。まずは重量を競うより、同じ構えを繰り返せるように練習する。
6〜8回のセットをビッグ3の記録にどう使う?
デッドリフトはビッグ3の一種目で、fairliftの筋力指数には1RMを使う。フォームをそろえたセットなら、Epley式:重量 × (1 + 回数/30)で換算できる。120kgを6回なら120 × (1 + 6/30) = 144kgだ。姿勢が崩れた反復まで足さず、実測値と推定値を区別して筋力指数計算機に入力する。余力を残した練習セットだけで、最大能力が分かるわけではない。
よくある質問
デッドリフト開始時のバーと腰の位置は?
バーが足の上に来るように立ち、すねを近づける。腰は肩より低く保ち、広背筋と体幹に力を入れてから引き始める。
初心者は何セット、何回を、いつ行う?
Men's HealthでEbenezer Samuelは、軽い重量で6〜8回 × 3〜4セットから始めることを勧めている。脚、背中、全身を鍛える日の最初の種目に置き、毎回の構えを確認する。
オルタネイトグリップより両手順手を勧める理由は?
Ebenezer Samuelは、オルタネイトグリップでは左右の広背筋や背中中央の働き方が変わり、体幹の回旋を抑える負担も加わると説明している。バーの滑りを防ぐ利点はあるが、可能な限り両手順手を勧めるのが彼の立場だ。
120kgを6回挙げた場合の推定1RMは?
Epley式では120 × (1 + 6/30) = 144kgとなる。同じフォームで6回挙げたことが前提であり、実際に144kgを一度挙げた記録とは異なる。
出典: Men's Health