ウォーキングをトレーニングにするのは歩数より強度と段階的な計画だ
要点
Men's Healthのエベネザー・サミュエルは、身体の機能に過負荷を与え、適応を起こす活動を運動と捉える。パット・デイビッドソンが挙げる条件は計画性、意図、プログラム、段階的な進行、期限のある目標であり、同氏が述べる1日約8,000歩と死亡率・疾病の低さとの関連だけでは、個人に十分なトレーニング刺激かどうかは決まらない。
週5〜6日トレーニングする人が7,000歩を歩いても、新たな適応は小さい可能性がある。Men's Healthで理学療法士のマリオ・メヒアが挙げた例だ。一方、体力が低い人や高齢者には、歩くこと自体が有酸素運動となり、運動習慣への入り口にもなる。
毎日歩いていても運動にならないことがあるのか?
エベネザー・サミュエルの基準は、身体の機能に適応を促す過負荷があるかだ。パット・デイビッドソンは、意図を持った計画やプログラムに加え、段階的に進めることと期限のある目標を求める。同氏によると、ゆったりした散歩は最大心拍数の約50〜60%に当たるゾーン1か、それ以下にとどまる。鍛えた人なら普段のウォームアップにも届かない場合がある。
では1日8,000歩には意味がないのか?
デイビッドソンは、1日約8,000歩と死亡率・疾病の低さに強い統計的関連があると述べ、体力を問わず毎日歩くことを勧める。健康のために続ける価値と、新しいトレーニング刺激になるかどうかは分けて考えたい。サミュエルも歩く活動を肯定しつつ、全員にとってワークアウトになるわけではないとしている。
リフターは何を変え、何を記録すればよいか?
理学療法士のカイル・サンチェスは強度が区別の鍵になると考え、12-3-30メソッドなど、構成の決まった歩き方を例に挙げる。fairliftでは、楽な散歩を回復・健康のための活動として扱おう。歩数そのものがビッグ3の記録や筋力指数を直接上げるわけではない。トレーニングとして行うなら目標の期限を決め、次のいずれかを数週間にわたって記録する。
- 傾斜:速度をそろえ、勾配がどう変わったかを残す。
- 負荷:荷物を背負うラッキングでは、重量と歩いた時間を記録する。
- ペース:同じ経路で速度と所要時間を比較する。
体力がある人が坂道やラッキングでゾーン2を目指す考え方は、リフターのゾーン2有酸素運動で扱っている。日常の歩数についてはウォーキングパッドの限界も参考になる。筋力の変化はビッグ3の記録を筋力指数計算機に入力して別に確認する。
8,000歩は統計的関連を示す数字であり、因果関係の証明や個人の運動合格ラインではない。トレーニングとしての効果は現在の体力と強度によって変わる。
よくある質問
歩くことが運動になる条件は何か?
Men's Healthのエベネザー・サミュエルは、身体の機能に過負荷を与えて適応を起こす活動を運動と捉える。パット・デイビッドソンは計画性、意図、プログラム、段階的な進行、期限のある目標を条件に挙げる。
1日8,000歩で有酸素トレーニングは十分か?
歩数だけでは判断できない。パット・デイビッドソンが述べる約8,000歩と死亡率・疾病の低さとの統計的関連は健康上の価値を示すが、個人に十分な有酸素刺激があることを保証しない。
体力が低い人や高齢者にも歩くだけでは不足するのか?
そうとは限らない。理学療法士のマリオ・メヒアは、体力が低い人や高齢者には歩くことが有酸素運動となり、運動を始める足掛かりにもなると説明する。週5〜6日鍛える人では7,000歩による適応が小さいという例を、全員に当てはめることはできない。
リフターは歩きをどう記録すればよいか?
fairliftでは楽な歩きを回復・健康のための活動として扱い、トレーニングが目的なら傾斜、ラッキングの重量、ペースのいずれかの進行を数週間記録しよう。歩数自体はビッグ3の合計や筋力指数を直接上げない。
出典: Men's Health