ベンチプレスの回数テストは、尻が浮いた反復を数えない
要点
Men's HealthでコーチのTravelle Gainesは、NFLコンバインの225lb(約102kg)反復テストでは尻がベンチから離れた反復は無効だと説明している。このテストが問うのは持久力・安定性・集中力であり、1回だけ挙げられる最大重量ではない。fairliftのビッグ3と筋力指数には有効な反復から求めた1RMを使うが、102kgを10回ならEpley式で約136kgという推定値である点を区別する。
25〜30回できたつもりが、7回分を引かれた。Men's HealthでTravelle Gainesが挙げた、尻がパッドから浮いていた選手の例だ。米プロフットボールの有望選手を評価するNFLコンバインでは、225lb(約102kg)での最大反復回数を測る。持久力・安定性・集中力に加え、有効と判定されるフォームが記録を左右する。
テスト当日のセットアップで何を確認するか?
Gainesが重視するのは、慣れた位置で構えることだ。ベンチ上の頭の位置を当日に変えず、握り幅も自分にとって快適な幅を使う。足裏を床につけて動かさず、尻はパッドに接触させたままにする。深く息を吸って全身に張りを作り、一定のペースで挙げる。疲れてきたら先の回数を追うより、目の前の1回に意識を絞る。
反復セットをfairliftではどう記録するか?
固定重量での回数と1RMは別の指標だ。fairliftのビッグ3合計と筋力指数には1RMを使うため、反復セットはEpley式:重量 × (1 + 回数/30)で換算する。102kgを10回なら約136kgとなる。尻が浮いた反復まで含めると推定値も膨らむので、有効な回数だけを使う。高回数になるほど推定の信頼性は下がる。換算値は実測の最大重量と区別して、筋力指数計算機に入力する。
姿勢の制御にはどんな補助種目を使うか?
- Gainesのニュートラルグリップ・インクラインダンベルプレスは肩の安定性を狙う。両腕で持ち上げた位置から片腕ずつ交互に反復し、続けて両腕同時に挙げる。10回 × 3セット行う。
- Bosuボール・プッシュアップは体幹の制御を練習する。丸い面を床に置き、ハンドルを握って10回 × 3セット。高重量種目の合間にスーパーセットとして組み込むこともできる。
- ケーブル/Keiserのプッシュプルは足を前後に開き、片手で押すと同時に反対の手で引く。毎回力強く動かし、左右各8〜10回 × 3セット、週2〜3回行う。
Bosuなどの不安定面で行う運動は補助種目であり、高重量プレスの代わりにはしない。使いどころは不安定面でのトレーニングでも扱っている。
よくある質問
NFLコンバインのベンチプレスは1RMテストなのか?
米プロフットボールの有望選手を評価するNFLコンバインでは、225lb(約102kg)で最大何回反復できるかを測る。Men's Healthは持久力・安定性・集中力のテストと説明しており、1回だけ挙げられる最大重量を測る1RMテストとは異なる。
尻がベンチから浮いた反復も記録に含めてよいか?
コーチのTravelle Gainesによれば、NFLコンバインでは尻がベンチから離れた反復は認められない。同じ基準で記録を比較するなら、トレーニングログと推定1RMの計算からもその反復を除く。
102kgを10回挙げた場合の推定1RMはいくらか?
Epley式では102 × (1 + 10/30) = 136kgとなる。有効な10回を前提とした推定であり、実測の1RMではない。反復回数が多いほど推定の信頼性は下がる。
Bosuプッシュアップは高重量ベンチプレスの代わりになるか?
Bosuプッシュアップは体幹の制御を練習する補助種目であり、高重量プレスの代わりにはならない。Men's HealthでGainesは10回 × 3セットを提示し、高重量種目の合間にスーパーセットとして使えると説明している。
出典: Men's Health