レッグエクステンションの重量は、マシンが変わったら基準を分けて記録する
執筆 fairlift 編集部
要点
レッグエクステンションの測定では、可変カムと等速性装置のトルク曲線は膝角度100°–35°で近く、ピークは70°–65°付近だった。ただし、異なるマシンの表示重量を換算する結果ではない。機種や設定が変わった日は、その条件での記録を新しい基準として扱いたい。
トルクが似ていても、筋活動まで同じとは限らなかった。 2026年9月29日公開の研究は、可変カムのレッグエクステンションと等速性測定装置を比較した。トルクは関節を回す力の作用を表す。重量スタックの数字だけでは、反復全体の負担を説明しきれない。
二つの装置はどの範囲で近かったのか?
平均20.55歳の男性22人が、各装置で2回ずつ、無作為な順序で計4回の評価を受けた。膝を伸ばす短縮性収縮を100°–0°で測り、5°ごとに分析した。似たトルクでも条件によって筋活動は違った。感覚や筋電図の値だけで、どの機器が優れたトレーニング効果を持つかは決められない。
| 比較項目 | 観察結果 | 解釈の限界 |
|---|---|---|
| 可変カムと等速性装置 | 100°–35°でトルク曲線が近い | 全マシンの重量換算ではない |
| 曲線のピーク | 70°–65°付近 | その範囲だけ鍛える指示ではない |
| 筋活動 | 条件間で違いがあった | 長期の筋肥大の優劣は不明 |
別のジムでは何kgから始めるべきか?
この実験は、市販マシン同士で同じ表示重量を比較した試験ではない。新しい機器の40kgが、いつもの機器の何kgに当たるかは答えられない。記録を読む際は、機器を変えた日を新しい基準にすると比較しやすい。これは論文で効果を確かめた処方ではなく、fairlift編集部の記録上の提案だ。
- 機種と座席・背もたれ・パッドの位置を残す。
- 制御できる重量で動作範囲を確認する。
- 同じ機器と設定の中で、重量と反復回数の変化を比べる。
マシンの重量をビッグ3の1RMに換算してMuscle Index計算機へ入力しない。種目間の変化を考えるなら、スクワットとレッグエクステンションの伸びの転移も参考になる。同じ種目内の進歩と、別の種目への転移は区別して読む必要がある。
短期の測定であり、長期の筋肥大やけが予防は検証していない。特定のカムが全員に最適だとも、ピーク角度だけ反復すべきだとも結論できない。
よくある質問
マシンが違っても同じ重量を使うべきか?
この研究はマシン間の重量換算を示していない。新しい機器では制御できる重量で設定を確認し、別の基準を残すというのが記録上の提案だ。
70°–65°付近だけ反復すればよいか?
その角度は測定されたトルクのピーク付近を示す。その範囲だけ鍛えた場合の効果を比較した結果ではない。
可変カムなら筋肉がより大きくなるか?
長期の筋肥大を測定していないため判断できない。トルク曲線や筋活動の差は、筋肉の成長量とは別の指標だ。