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根拠のある筋力トレーニングの話

研究2026年9月4日

バー速度から出した1RMは下半身種目で特にぶれる

センサー63件、1RM予測モデル38件をまとめたメタ分析で相対的信頼性はICC 0.90以上と高かった。ただし下半身種目の異質性が結果を大きく偏らせ、誤差の大きさの分析は不足していた。

研究2026年8月29日

HbA1cを下げた筋力トレの処方は1RMの44%・週1,500レップ

過体重・肥満の2型糖尿病患者633名のデータで、HbA1cを最も下げた組み合わせは高重量ではなかった。軽い強度と高い週間レップ総量の方が答えに近かった。

研究2026年8月29日

8週間のスプリント練習がハムストリングの筋束を2cm以上伸ばした

ウエイトをほぼ使わず走るだけで筋の構造が変わった。ただし同じ8週間でスプリントタイム、ジャンプ、最大筋力に有意な変化はなかった。

研究2026年8月29日

エキセントリック過負荷は筋力なら週3回、パワーなら週2回以下

高齢者を対象としたRCT15件のメタ分析で、エキセントリック過負荷トレーニングは下肢筋力と瞬発力の両方を改善した。ただし目的によって最適な頻度は逆方向に分かれた。

研究2026年8月28日

60代女性の筋トレ36週間、認知的柔軟性はマシンで分かれた

平均66.8歳の女性が36週間、週2回の筋力トレーニングを行った。抑制力と作業記憶は両方式で改善したが、認知的柔軟性はフライホイール方式が有意に上回った。

研究2026年8月26日

筋力÷筋量で相対筋力を出しても体格の影響は残る

筋力を筋量で割る比率補正は、両者が原点を通る直線上にあると仮定している。NHANESのデータでその仮定を検討した論文は、検証なしに割った数字がかえって誤解を生むと指摘する。

研究2026年8月26日

筋力トレーニングは筋肉だけでなく脳の出力回路を変える

11研究244名を集めたメタ分析で、レジスタンス運動は皮質脊髄路の興奮性を有意に高めた。筋力が見た目より先に伸びる理由がここにある。

研究2026年8月26日

十字靱帯再建後も太ももは小さいままだが1RMは左右同じだった

受傷から平均2.6年後も、手術した脚の大腿四頭筋体積は7.5%少なかった。ところが片脚レッグプレスの1RMには左右差がなかった。

研究2026年8月26日

週2回の筋トレは有酸素より抑うつ・孤独と強く結びついていた

米国成人7,278人の調査で、週2日以上の筋トレを行う人の抑うつの可能性は29%低かった。週150分の有酸素は情緒指標と独立した関連を示さなかった。

研究2026年8月26日

筋肥大が自然に鈍るのは筋肉自身のフィードバックによる

大きくなった筋肉が成長シグナルを自ら下げる。同じプログラムでも結果が分かれる理由が筋肉の形状にあることも、多階層シミュレーションが示した。

研究2026年8月26日

葉酸を加えた8週間のレジスタンストレーニングで筋量が4.79kg増えた

一日0.4mgの葉酸とレジスタンストレーニングを併用した群だけが、筋量と体脂肪の両方を大きく動かした。ただし1群10名の予備的な研究である。

研究2026年8月26日

力-速度プロファイルは2点で足りる、荷重差が大きければ

11の荷重をすべて測る代わりに2つ選ぶだけでほぼ同じプロファイルが得られる。条件は一つ、2つの荷重が十分に離れていることだ。

研究2026年8月26日

駆出率79%は心臓が強い証拠ではない — 小さく過剰に絞る心臓かもしれない

冠攣縮の症例報告は、駆出率79%と著しく減った収縮末期容積を過収縮性の小さな左室の徴候として読む。厚く見えた中隔は筋肉ではなく瘢痕だった。

研究2026年8月26日

軟骨をつくる成長シグナルは、多すぎると軟骨を骨へ向かわせる

変形性関節症の総説は、TGF-βが生理的濃度では軟骨をつくり、過剰活性化すると軟骨細胞の肥大と滑膜線維化を招くと整理する。量によって信号の通る経路そのものが変わる。

研究2026年8月26日

腎臓が大きくなるのは成長ではなく、残ったネフロンが背負った負担だ

慢性腎臓病の総説は、生き残ったネフロンの代償性肥大を不適応な過程として整理する。近位尿細管はブドウ糖ではなく脂肪酸を燃やして動く。

研究2026年8月26日

クレアチニンによる腎機能の数値は、実際の障害の半分近くを見落とした

腎臓が片方だけの患者117人のうち、クレアチニンeGFRで異常が拾えたのは12.1%だった。検査を足すと45.3%になった。

研究2026年8月26日

薬なしの486日 — 骨粗鬆症の診断が骨減少症の範囲まで戻った症例

55歳の乳がんサバイバーが骨吸収抑制薬を断り、骨刺激負荷と筋力トレーニング中心のプログラムを16カ月続けた。腰椎の骨密度は4.3%、大腿骨頸部は4.7%上昇した。

研究2026年8月26日

多嚢胞性卵巣症候群では、運動がインスリン抵抗性と月経周期を同時に動かす

有酸素、筋力、複合、高強度インターバルのいずれもインスリン感受性と体組成を改善した。一部の研究では月経周期と排卵機能まで改善している。

研究2026年8月25日

心電図AIが閉塞性心筋梗塞を2倍以上拾った — それでも半分は取り逃した

胸痛患者24,511人で、AIモデルの感度は52%、従来のSTEMI基準は23%だった。特異度は99%で同等だったが、依然として半分近くはすり抜けた。

研究2026年8月25日

マウス心臓実験の24.7%しか圧を報告していない — 再現性のチェック欄が空だ

主要誌の89本を点検すると、手術で作った狭窄の強さを報告した論文は4本に1本だけだった。雌を含めた研究は28.1%だった。

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