クラスターセットの組み方 — スクワット85%は2回ずつ、ベンチ87%は1回ずつ区切る
要点
クラスターセットは1セットの中で1〜2回ごとにバーを置き、10〜30秒休む構成で、セット間の通常の休息もそのまま取る。Men's Healthが紹介したプランは、スクワットを1RMの85%で2回ずつ区切って6回×4セット(反復の合間30秒、セット間3分)、ベンチプレスを1RMの87%で1回ずつ区切って5回×4セット(反復の合間20秒、セット間150秒)行う。使うのはその日の最初の種目だけで、補助種目は通常のセットで行う。
スクワット1RMの85%で6回を連続で行うと、たいてい最後の1〜2回でフォームが崩れる。同じ6回を2回ずつ3回に分け、合間にバーをラックして30秒休めば、どの反復もほぼ1回目と同じ質で挙げられる。これがクラスターセットの要点だ。
クラスターセットは通常のセットと何が違うのか?
通常のセットは決めた回数を休まず続ける。クラスターセットはセットの中で1回または数回ごとに10〜30秒の短い休息を挟み、セットが終われば通常どおり長い休息も取る。合間の休息で乳酸の蓄積と神経筋疲労が抑えられるため、重い重量できれいな反復をより多く積める。パンプは弱くなるが、狙いは筋力とパワーだ。
スクワットとベンチプレスはどう組むのか?
- 脚の日のスクワット — 1RMの85%、4セット×6回。2回挙げてラックし30秒、また2回、30秒、最後の2回。セット間3分。
- スクワットの後 — デッドリフト3×8〜10回、リバースランジ片脚3×8〜10回を通常のセットで。
- 胸の日のベンチプレス — 1RMの87%、4セット×5回。1回ごとにラックして20秒。セット間150秒。
- ベンチの後 — インクラインベンチとナローグリップのプッシュアップ、上下分割ならダンベルロウとプルアップ。
クラスターはその日いちばん大きい最初の種目だけに入れる。効果が主に確認されているのはスクワット、デッドリフト、ベンチプレス、パワークリーンのように重く速く挙げる種目で、カールやサイドレイズのような単関節種目ではない。
85%と87%は自分の記録で何kgになるのか?
Epley式で見ると、1RMの85%は連続で5〜6回、87%は4〜5回が限界に近い重量だ。このプランはその限界付近の回数を区切ってこなす構造なので、1RMが不正確だと軽すぎるか潰れるセットになる。最近の記録で1RMを確かめ、マッスルインデックス計算機に入れておくとパーセント計算が楽になる。記録は6回1セットではなく2+2+2、30秒のように区切りと休息まで書くと、通常のセットの記録と比べられる。クラスターがセッション内でバー速度をどれだけ保つかは37研究のメタ分析で扱った。
このメニューは雑誌が紹介した実践プランで、単一の臨床試験で検証された処方ではない。85%以上を扱うので、スクワットはセーフティバーを合わせ、ベンチプレスは補助者をつけて行う。
よくある質問
クラスターセットでは反復の合間にどれくらい休むのか?
一般的には1回または数回ごとに10〜30秒休む。例えばスクワットは2回ごとに30秒、ベンチプレスは1回ごとに20秒休み、セット終了後の長い休息は別にそのまま取る。
クラスターセットは何%の重量で行うのか?
Men's Healthが紹介したプランでは、スクワットを1RMの85%で2回ずつ区切って6回×4セット、ベンチプレスを1RMの87%で1回ずつ区切って5回×4セット行う。連続では4〜6回程度しか挙がらない重い重量だ。
クラスターセットはすべての種目に使ってよいのか?
その日の最初の大きな種目だけに使うのがよい。効果は主にスクワット、デッドリフト、ベンチプレス、パワークリーンのような重い種目で確認されており、カールなどの単関節種目は通常のセットで行う。
クラスターセットで筋肉はより大きくなるのか?
クラスターセットの狙いはパンプではなく、重い重量で質の高い反復を多く積むことだ。筋力とパワーが上がれば通常のセットでより重く挙げられ、長期的には筋肥大にもつながるというのがこのプランの考え方だ。
出典: Men's Health