クレアチンの休止期は必須ではない、蓄積量が戻る目安は4〜6週間
執筆 fairlift 編集部
要点
健康な成人がクレアチンを定期的に中断する生理的な必要性は示されていない。2004年の研究では中断30日後も筋肉内のクレアチンリン酸が摂取前を上回り、通常の回復目安は4〜6週間とされる。数日間の感覚で効果を判断せず、中断日と再開日、トレーニングの推移を残す。
健康な成人に、クレアチンを一定の周期でやめる必要性は示されていない。 ウォッシュアウトとは、サプリメントの摂取を中断した後の期間を指す研究用語だ。Men's Healthの取材に答えた研究者Eric Rawsonは、長期使用への懸念にはデータの裏づけがないと説明している。一方、毎日の管理から離れたいという理由で休む選択はできる。
筋肉内の蓄積量はいつ元に戻るか?
| 時点 | 筋肉内の変化 |
|---|---|
| 0日 | 補給によって増えた蓄積量から出発 |
| 30日 | 2004年の研究ではクレアチンリン酸が摂取前を上回った |
| 4〜6週間 | 通常は摂取前の水準に戻る目安、個人差あり |
2004年の研究は、補給を繰り返した際の筋肉、血漿、尿のクレアチン濃度を調べたものだ。共同著者でMessiah Universityの学科長を務めるRawsonによれば、戻るまでの時間は食事由来のクレアチンや補給への反応で変わる。休止期そのものの研究は少なく、30日という観察結果は全員に当てはまる期限ではない。その間の挙上能力が一定だと保証する数値でもない。
旅行中に休み、後で再開してもよいか?
減少が緩やかなことを踏まえると、旅行中の1週間で蓄積分がすべて失われるとは考えにくい。オフシーズンに練習、食事回数、栄養素の目標、サプリメントの日課から離れることは、心理的な負担を軽くする選択になりうる。休む長さは本人次第だ。再開時の一般的な維持量は1日3〜5gで、ローディングは必須ではない。体重が少し減っても水分変化の可能性があるため、クレアチンによる除脂肪量と水分の関係も参考になる。
中断の影響を確かめるなら何を記録するか?
- 中断日と再開日、普段の摂取量をメモする。
- 数日の感覚ではなく、4〜6週間以上の1RMとトレーニング量の推移を見る。
- 睡眠、食事、プログラムの変更も残し、中断の影響と混同しない。
Andrew Hubermanが語った4か月ごとの中断は、必須の周期ではない。短い中断では蓄積量の差が小さく、効果を比較しにくい。fairliftのMuscle Indexは挙上記録などを反映する指標で、数日間飲まなかったという事実だけで変わるものではない。計算機には実際のビッグ3の1RMを入力し、トレーニングの経過と合わせて読む。
腎臓病がある場合や薬を服用している場合は、クレアチンの摂取、中断、再開について医師に相談する。
よくある質問
クレアチンは4か月ごとにやめる必要があるか?
健康な成人に定期的な休止期が必要だという根拠はない。Hubermanの4か月という間隔は個人的な習慣で、推奨周期ではない。
1週間休めば効果が消えたか判断できるか?
筋肉内の蓄積量はゆっくり減るため、1週間では判断しにくい。2004年の研究では中断30日後もクレアチンリン酸が摂取前を上回っていた。
再開時にローディングは必要か?
ローディングは必須ではなく、一般的な維持量は1日3〜5gだ。腎臓病がある人や薬を服用している人は、先に医師と相談する。
中断後に体重が減ったら筋肉が落ちたのか?
水分の変化を含む可能性があるため、体重だけで筋肉の減少とは判断できない。1RM、トレーニング量、食事の変化も確認する。
出典: Men's Health (公開 )