GLP-1薬を使う間に筋肉を守るトレーニング — 週3日、1種目2〜3セット、その代わり強く
要点
GLP-1薬を使う間は摂取カロリーが減り、普段のボリュームから回復しにくいため、Men's Healthの4週間プログラムは週3日(調子次第で任意の4日目)、1種目あたりワーキングセット2〜3本にボリュームを減らし、RIRを低く設定して強度を上げる。目標は筋肉を増やすことではなく今ある筋肉と筋力を守ることで、それでも毎週、回数・重量・緊張時間のどれかを増やす漸進的過負荷は続ける。筋肉が残っているかはウェイトルームの記録が最もよく示す。
GLP-1薬を使う間に筋肉を守る鍵は、ボリュームを減らして強度を上げることだ。Men's Healthが専門家の助言で作った4週間プログラムは週3日、1種目あたりワーキングセット2〜3本で構成され、調子のよい週だけ任意で4日目を足す。
なぜ普段どおりに鍛えてはいけないのか?
GLP-1薬は空腹感と食欲を抑え、満腹感を早く感じさせる。そのため多くの人がカロリー不足の状態になるが、これは減量には必要でも、筋トレが頼る十分なタンパク質摂取とは噛み合わない。入ってくるエネルギーが少なければ、回復できるトレーニング量も減る。休みなく追い込んだり、疲れ切るまで長く鍛えたりすると回復が追いつかない。
プログラムは何を変えるのか?
- ボリュームを減らす — 週3日、1種目あたりワーキングセット2〜3本。
- 強度を上げる — 運動生理学者Pat Davidsonが言うように、ボリュームが下がれば強度がより重要になる。RIR(残りレップ数)を攻めて低く設定する。
- 漸進的過負荷を続ける — 週ごとに回数、重量、緊張時間のどれかを増やす。
- トレーニング日を減らす — 高強度のセッション間に回復の時間を確保する。
器具はトラップバー、ベンチ、ダンベル、マシンまで一般的なジム並みに必要だ。目標は筋肉を大きく増やすことではなく、今ある筋肉と筋力を守ることだ。
筋肉が落ちているかどうかはどうわかるのか?
Davidsonは、筋肉量を最もよく示す指標はウェイトルームでのパフォーマンスだと言う。体重計の数字は脂肪と筋肉を区別できないが、BIG3の記録が保たれているかはすぐわかる。fairliftのマッスルインデックスは同じ合計でも体重が軽いほどスコアが高く出るよう補正されるため、体重が落ちる間にBIG3合計を守ればインデックスは上がる。逆に体重と一緒にインデックスまで下がるなら、筋力も落ちているサインだ。薬を使う間にタンパク質摂取がどう崩れるかはGLP-1薬ではタンパク質のグラム数が崩れるで扱った。
GLP-1薬は処方薬だ。トレーニング強度を上げる前に、処方した医療者に今の食事量と体調を相談する。
よくある質問
GLP-1薬を使う間、筋トレは週何回するのか?
Men's HealthのGLP-1筋肉維持プログラムは週3日を基本とし、調子がよいときだけ任意で4日目を足す。カロリー不足の状態なので回復の時間を確保することが重要だ。
GLP-1薬を使うとセット数はどれくらい減らすのか?
1種目あたりワーキングセット2〜3本が基準だ。ボリュームを減らした分、RIR(残りレップ数)を低く設定して1セットごとの強度を上げる。
GLP-1薬を使う間に筋肉を増やせるのか?
このプログラムの目標は筋肉を増やすことではなく、今ある筋肉と筋力を守ることだ。ただし週ごとに回数、重量、緊張時間のどれかを増やす漸進的過負荷は続ける。
GLP-1薬を使う間に筋肉が落ちているかはどう確認するのか?
ウェイトルームの記録が最もよい指標だ。体重が減ってもスクワット、ベンチプレス、デッドリフトの記録が保たれていれば筋肉はおおむね残っており、記録も一緒に落ちるなら筋肉が減っているサインだ。
出典: Men's Health